中国のキャッシュレス事情
おはようございます!
3月23日にオープンしたネクストシフトファンドですが、日々多くのお客様に口座を開設して頂いております。
これから口座開設という方は、こちらよりお願い致します。
さて先日著者の大大大大先輩を訪ねに上海に行って参りました。
そこでは予想以上にテクノロジーが浸透していましたので、今回は中国のキャッシュレス事情について紹介したいと思います。
空港から市内に着くとまず目にしたのが、自転車のシェア。
交差点やメイン通りの至る所で目にします。
自転車シェアサービス大手のMobikeだと、デポジットで 299元(約5,200円)、利用料は30分で1元(約17円)となります。
Mobike以外も複数のサービスのアカウントを利用している方が多いそうです。
スマホのGPSで位置を特定し、自転車のQRコードを読み取ります。
画面に表示されるパスワードを自転車のカギに入力すると、ロックが解除され、乗ることが出来ます。
上海は平坦な場所が多く、また自転車専用レーンがあるので運転も快適です。
終わったときは施錠をして、通りに止めれば完了です。
噂で聞いていたアリペイの信用情報スコアの芝麻信用(芝麻はジーマと読み、英語ではセサミクレジットと呼ばれます)の画面も見せて頂き、この信用スコアが高いとデポジットが不要になるなど特典が増えると教えて頂きました。
芝麻信用とは、アリババグループ傘下の同国内の第三者信用情報機構の一つで、個々人の信用スコアを格付けするシステムです。ネット通販履歴、スマホ決済データ、公共料金支払い、配車アプリ利用履歴など多方面のデータを総合的にスコア化します。
その後も一度たりとも現金を使わない先輩。どのレストランやカフェに入っても、スマホ決済でお会計を済ませていました。
マクドナルドの店内では、注文から支払までこの画面で完結し、出てきた伝票をレジに持っていくと注文したものが受け取れるそうです。
左奥に見えるQRコードからは自分のスマホで注文ができるそうです。
なんと路上の屋台もスマホ決済の対応をしていました。
またフードデリバリーも非常に普及して、多くのビジネスマンに利用されていると聞きました。
様々な国の料理から、とってもおいしいデザートまで揃っています。
偽札対策として始まったキャッシュレスがこれほど浸透しているのには驚きでした。
そしてこのテクノロジーが東南アジアをはじめとしたアジア諸国で一気に広がっています。
カンボジアでもPi Pay以外にイオンがウォレットアプリ、また他の商業銀行もスマホ決済サービスに投資を始めており、競争は激化しています。
変化のスピードについていくのが大変ですが、これからも各国の現場をレポートしたいと思います!
先輩、ありがとうございました!!