カンボジアのフィンテックイベントレポート The Future of Fintech
おはようございます!
先週末にプノンペン首都のソフィテルホテルで開催された、
Inspire ASEAN主催の ”Future of Fintech”
を覗いてきました!
主な出席者はカンボジアの金融機関、スポンサー程度でそこまで混んでいませんでしたが、スピーカーはアセアン諸国から来ていました。
スピーカーは
カンボジアからはデジタル決済のPi Pay、中小企業向けオンライン会計システムのBanhji、暗号通貨スタートアップCrypto Asia
インドネシアからP2PレンディングのLenddo(代表とは以前シンガポールで会ったことがあります)
ミャンマーからWave Money
中国からUnion Pay
でした。
画質が少し悪いですが、以下がカンボジアのフィンテックのエコシステムです。
送金と決済だけレッドオーシャンですが、他には各数社程度、比較サイトは一社が独占しています。
次に、カンボジアとミャンマーの違いが興味深かったです。
どちらもこの数年でモバイルマネーが一気に普及したようです。
世界ではまだ25億人が公式な銀行サービスを得られておらず、顧客の信用情報も取得が難しいと述べていました。
しかしフィンテックにより、これまでよりも早く、そして大きなスケールで課題解決ができると説明していました。
カンボジアのスマホ普及率はまだ50%程度ですが、毎年の増加率も顕著です。
フィンテックサービスの後押しになっていくことが予想されます。
カンボジアの銀行側もこれまで通りのオペレーションではなく、テクノロジーを活用した差別化が必須になりつつあります。
引き続きアップしていきます!