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みずほ銀行、カンボジアで初のプロジェクトファイナンスを組成

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さてみずほ銀行は、カンボジアで送電線事業を運営する Cambodian Transmission Limited (CTL)に対し、カンボジア初となるプロジェクトファイナンスを組成しました。同社プレスリリースによると、本案件はING銀行との協調融資であり、カンボジア政府による保証に加え、世界銀行グループの多数国間投資保証機関(Multilateral Investment Guarantee Agency (以下MIGA)が、日本の銀行にとって難しかったカンボジアの政治リスクを保証することで、期間10年にわたる長期の融資を可能としています。MIGAにと ってもカンボジア初の案件とのことです。

対象となる事業は、CTL社が運営するプノンペンとコンポンチャム州を結ぶ送電線事業で、規模は約100km、230kvです。

 

なお世界銀行のホームページによると、MIGAは、途上国への対外直接投資(FDI)を促進するために政治的リスクや非商業的リスクから生じた損失に対する投資保証を提供し、MIGAの保証を受けたプロジェクトは、雇用創出をはじめ、給水、電気供給などの基礎的インフラの整備、金融システムの強化、税収確保、技能や技術的ノウハウの移転、そして環境に配慮した天然資源の活用等に貢献しています。

 

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