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平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

現在、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う世界経済の動向から、弊社ファンドへの影響に関し投資家様よりお問い合わせをいくつか頂いております。弊社では、融資先であるカンボジア、ジョージア、モンゴルの複数のマイクロファイナンス機関等へのヒアリング調査を実施いたしました。

2020年3月25日現在、調査を実施したマイクロファイナンス機関はいずれも、現時点で事業への直接的な影響は少ないとの回答を頂いております。ただし今後想定される影響として、国家間の物量が制限された場合等に、借り手である農家の方々の返済原資が確保できない状況となる等のリスクも事実として起こり得るとの回答もございました。

またそのような中で、融資先マイクロファイナンス機関としても現地の借り手の方々に対して、新型コロナウィルスの情報提供、予防方法についても積極的に指導しているとのことです。弊社としてもこういった状況下だからこそ、「想いあるお金がめぐる世界へのシフト」のミッションのもと、借り手の方々の生計向上のための継続的な資金提供を可能にしていきたいと考えております。

投資家の皆様には可能な限りのリスク分散を推奨すると同時に、定期的に現地のマイクロファイナンス機関にヒアリング調査を実施し、融資先の情報を投資家の皆様に引き続き開示していくよう進めて参ります。

※なお、この様な状況ではありますが、3月6日に償還を迎えました「ジョージア×カンボジアマイクロファイナンスファンド5号」におきましては目標利回り7.20%（年率・税引前）に対して実現利回り9.80%（年率・税引前）の実績が出ております。

今後も投資家の皆様のご期待に答えられるようなサービス・情報提供に努めてゆきますので、今後ともどうかご愛顧賜りますようお願い申し上げます。