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ルワンダのマイクロファイナンス概況

あけましておめでとうございます!

 

昨年オープンしたネクストシフトファンドですが、日々多くのお客様に口座を開設して頂いております。

これから会員登録という方は、こちらよりお願い致します。

 

さて今回の渡航ではまずAccess to Finance Rwanda(以下AFR)という、ルワンダのマイクロファイナンス機関(以下MFI)およびフィンテックスタートアップを支援する団体と会いました。

 

現在ルワンダには500(!)を超えるMFIが存在し、主に郊外で農家向けの小口融資をしています。

金利の上限はないですが、多くが月利2.5%前後、平均500ドルを1−2年貸し出し、有担保の個人向けのローンが主流です。

また不良債権率は7%と、カンボジアの2%に比べると少し高い印象でした。

MFIの調達手段は預金、そしてネクストシフトファンドのようなマイクロファイナンスファンドのようです。

ファンドからの融資はドル建てで5%前後、ローカル通貨の場合はだいぶ高くなると聞きました。

規制、監督はきちんと機能しているものの、MFIのスタッフのスキル不足が主な課題としてあがりました。

そこでARWはキャパシティ・ビルディングと呼ばれる能力育成プログラムをMFI向けに行い、スキルアップに努めているそうです。

 

次にフィンテック(金融とITをかけあわせた製品やサービス)スタートアップについて説明してもらいました。

国全体でIT革命を起こそうとしているルワンダですが、幅広く普及したフィンテックはまだなく、多くがアイデアの段階や、これからマーケットに合うサービスを提供するところということでした。

ARWではフィンテック・イノベーションファンドと呼ばれるファンドを組成し、VCからの投資を受ける前の企業を支援するそうです。

 

そんな黎明期のスタートアップ界隈ですが、次回は現地で活躍するローカル起業家に会ったお話をしたいと思います!

 

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