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PRIシンポジウムに参加しました。

おはようございます!

 

3月23日にオープンしたネクストシフトファンドですが、日々多くのお客様に口座を開設して頂いております。

これから口座開設という方は、こちらよりお願い致します。

 

さて先日当社ネクストシフトは、国連の責任投資原則(Principles for Responsible Investment、以下、「PRI」)に国内クラウドファンディング事業者として初めて署名しました。(※当社調べ 2018年6月時点)。

本原則は2006年当時の国際連合事務総長コフィー・アナン氏が金融業界に対して提唱した6つの投資原則となり、日本では年金機構(GPIF)、大手資産運用会社や生命保険会社など世界で約2,000社・機関が署名しています。

プレスリリースはこちらからご確認頂けます。

 

今回そのPRIのシンポジウムに参加してきました。内容を少しだけ紹介したいと思います。

最初の挨拶では日本の持続的な開発目標(SDGs)についての説明がありました。

日本では、少子化といった日本特有の社会課題解決に向け「SDGsモデル」を構築され、

・SDGsと連動する「Society 5.0」の推進

・SDGsを原動力とした地方創生

・SDGsの担い手として 強靱かつ環境に優しい魅力的なまちづくり 次世代・女性のエンパワーメント

の三つを掲げ,SDGs実施指針における8つの優先分野に取り組むため, 政府の主要な取組を盛り込んでいます。

拡大版SDGsアクションプラン2018では,主要な取組を含め更なる具体化・拡充を行うとともに,発信を強化していると話しました。

 

次にPRI議長のマーティン・スキャンケ氏の講演では、PRIのSDGsへの取り組みについて紹介がありました。

SDGsでは、毎年5−7兆ドルもの投資が2030年までに必要と言われています。国連貿易開発会議(UNCTAD)によると、政府が拠出できる予算は毎年1兆ドルなので、残りを補うために民間投資が必要になります。

その中でも、インフラ、食糧、気候変動、生態系、医療健康、教育セクターへの直接投資がカギとなると説明しました。

持続的な成果(Sustainable Outcomes)を実行するためには、リスク・リターンに加え、Real world impact(社会へのインパクト)の3つで考える必要があります。

またSDGsの17のゴールのうち、ゴール6の水問題に関する投資が一番多いそうです(次の講演の国連大学の沖氏は、日本国内ではエネルギー関連の投資が多いのではないかとお話していました)。

PRI署名企業のうち、欧米企業に比べて日本を含むアジア地域の企業のレポーティングでは、SDGにそれほど触れていないことを述べました。

 

その後は国連大学の沖氏、パネルディスカッションと続きました。

PRIに署名した一企業として、SDGsへ積極的に貢献したいと思います!

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