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ミャンマーマイクロファイナンス業界概要

おはようございます!

 

3月23日にオープンしたネクストシフトファンドですが、日々多くのお客様に口座を開設して頂いております。

これから口座開設という方は、こちらよりお願い致します。

 

さて本日はミャンマーのマイクロファイナンス業界についてです。

まだまだ勉強中の身ですが、カンボジアと比べ「規制はあるがガバナンスが不足している」という印象でした。

それでは順番に見ていきましょう。

 

登録されている社数:約170社(2018年5月現在)、うち約40社が外資

業界合計融資残高:約3億ドル。カンボジアは約31億ドルなので、ほぼ10分の1。

貸付金利:月利2.5%上限

一件あたりの平均ローン金額:100−350米ドル

※カンボジアと違い、ミャンマーでは1千万チャットを1件あたりのローンの上限としています。(約7,400米ドル)

担保:なし。5人組のグループローンで、いわゆるグラミンモデルです。(現在当局は有担保融資の解禁を検討中らしい)

不良債権率:0−2%程度

 

他にも

・自治体(管区、州)単位で事業ライセンスが発行され、取得したエリア内のみ事業可能。

・信用情報機構がまだないので、与信判断が難しい。

といった特徴があります。

他にもインフラなど課題はありますが、仮にカンボジアと同じレベルでマイクロファイナンスが普及したときのマーケットサイズは巨大です。

 

視察では、タイ国境近く州にあるマイクロファイナンス機関に行きました!

 

支店の前にはヤギやアヒルが歩いていました。

 

ちょうど支店で融資を実行しているときに立ち会えました。

支店長が一つ一つ注意点を説明しています。

一人ひとり借り入れた金額を現金で受け取ります。

借り手は商品の仕入れをする原資として使い、売上を返済にあてます。

 

著者は久しぶりに僻地に行き、現場を見てくることができました。

マイクロファイナンスに対する個人的な想いや、ネクストシフトファンドの意義について振り返る良いきっかけになりました。

今後も投資家と投資先の両方に貢献できるよう、がんばります!

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