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日系企業がカンボジアマイクロファイナンス機関を買収

おはようございます!

カンボジアは旧正月で先週末から静かだったようです。現在は正式な祝日ではないですが、中華系に限らず多くのカンボジア人は休暇を取ります。

 

来年以降さらに祝日が増えることになりそうな予感です・・・。

 

さて先日リネットグループがカンボジアのマイクロファイナンス機関のChamroeun(チャムロアン)の90%の株式を取得したとニュースがありました。

 

買収金額はおよそ921万ドルで、8月にはまでにはディールを済ませるということです。
チャムロアンは現在21の州で事業をしている中堅規模のマイクロファイナンス機関で、総資産は1200万ドル程度ということです。

 

年次レポートによると、2016年の融資残高は、約800万ドルで、32000人の借り手を持っています。マイクロファイナンス業界の中でも小規模の融資を実施することが特徴で、農家向けや、ソーラーやトイレ衛生のローンも提供しています。

 

2016年は2015年に比べ、融資残高が数%の下落、一方で不良債権率は2.94から4.54%に上がっているのが少し気になりますが、去年就任した新CEOのYannick氏の経営に期待がかかります。

 

プレスリリースは以下になります。
http://corp.renet.jp/wp/wp-content/uploads/2018/02/20180213_4.pdf

 

名古屋に本社を置く中古品売買・リサイクル事業をするリネットグループは、昨年5月にはSBIグループと合弁会社を設立し、フィンテックを活用したリース事業を展開するとニュースにもなりました。
今年もマイクロファイナンス業界への積極的な投資が見られそうです。

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