カンボジアのクレジットカードと住宅ローン市場の拡大
おはようございます!
カンボジア信用情報機構(Credit Bureau Cambodia,以下CBC)は同国のクレジットカードと住宅ローンの利用者が増加したことを発表しました。
CBCによると、ローンの申請数は昨年の同時期の第三四半期と比較すると19%増加しました。
クラチェ州、モンドルキリ州、ラタナキリ州、ストゥントレン州、プレアヴィヒア州を含む、同国でも所得の低い州の新規顧客が目立ちました。
クレジットカードは前四半期では109%のプラスで、そのほとんどがプノンペンということでした。
クレジットカードは高級レストランやホテル、またイオンモールくらいでしか利用が出来ない状況なので、利用者を増やしつつも店側との連携強化が求められます。
お店によっても、クレジットカード会社へ手数料を支払いたくない理由で、たとえカード利用ができても断られてしまうなんてこともカンボジアではあります。。
また、不良債権(Non-Performing Loan、以下NPL)は、1.5%でした。マイクロファイナンス業界は去年2%で、一昨年の約2倍となりましたが、まだ正常範囲内であるとしています。
とはいえ、数年前までは1%以下だったので、少しずつ上ってきていることがわかります。