ブログ

カンボジアのスタートアップ紹介 Joonaak

おはようございます!

 

本日はカンボジアのスタートアップについての記事です。

 

ECサイト向け物流サービスを実施するJoonaakという会社で、先日紹介したSmart社のファンドで第一号投資案件にも選ばれた注目のスタートアップです。

 

プノンペンポストによると、カンボジアにおいてもオンラインでの購入が消費者にとって浸透してきており、信頼できかつスピーディーな配達サービスのニーズも増しています。

 

Joonaakはオンラインショップで販売される商品や書類関連を配達するサービスを提供するほか、在庫管理や梱包といった事業も展開しています。

 

創業当時の2015年、少しずつEC業界が成長している一方、デリバリーだけ欠けていることに気づいたそうです。
なおカンボジアではECサイトと言ってもフェイスブックでページを作成、商品の写真を撮影(最近は動画も増えています)し、掲載する方法が主流で、多くの方は日中は他の仕事をしています。

 

そこで配達面のサポートをすれば、物流の心配をすることなく商品を売れるのではないかと思いついたそうです。

 

プノンペン以外の郊外の州においてもサービスを展開しています。現在は21人のスタッフ、15の配達用バイクと2つの自動三輪車(=トゥクトゥク?)、1つの倉庫をかかえています。

 

これまで2年半で250ものショップが利用したとのことで、今後はアプリ開発、配達状況の追跡といったサービスを追加していく予定だそうです。

 

郊外向けの配達は1ドルに加え、配送に使う際にかかる1.25から2ドルのバス、タクシー代で、24時間以内に届けることができます。
(カンボジアでは遠方への配送の場合、バスやタクシーに荷物を載せて持っていきます)

 

今直面している困難は、同国では同じ住所に2つの家があることがあるので、毎回電話して場所を確認しなくてはいけないこと(プノンペンは家にも番号があるのでほぼ特定できますが、遠隔地では番地がないので「OOの近く」と表現して場所を伝え合わないといけません)や、現金着払いの決済しかできないこと、また競合他社の増加があげられると述べています。
他のスタートアップも取り上げていきます!

投資に関するコンテンツやその他お役立ち情報などを配信します。

ニュースを見る