2017年10月版 国道6号線プノンペン郊外の住宅開発進捗について
おはようございます!
ご存知の通りカンボジアは首都プノンペンを中心に不動産開発が進んでいます。
中心部のコンドミニアムだけではなく、中心から10km程度の郊外では各国道で巨大な戸建住宅の開発が進んでいます。
先月久しぶりに日本橋を越えた国道6号線に行ってきましたので、本日はそのレポートをしたいと思います!
まずは位置関係から。
以下がプノンペンの地図です。丸く囲んでいるのが中心地で、西に空港、南東に行くとホーチミンに向かいます。
今回見に行ったのは北に伸びる6号線。まっすぐ行くとアンコールワットのあるシェムリアップに着きます。その距離約300km。
中心地北には日本橋と呼ばれる、日本の援助でつくった橋があります。なお現在隣には中国がつくった橋が架かっています。
そこから車で15分から20分程度のところに大型の開発物件が3件連続で並んでいました!中心地からは12km程度で、近い将来にはここに住む中上級層が中心地に仕事に行くというイメージができます。
それぞれの基本情報は以下。
Mekong Royal(3つの中では完成に一番近づいていました。物件も8割以上売れていました)
合計30ヘクタール
2014年開始、2020年完成予定
Peng Huoth(ホーチミンに向かう1号線で大成功している開発業者で、PengさんとHuothさんが始めたので、Peng Huothと呼ぶそうです。1号線のプロジェクトでは、数々の賞を受賞しています。)
28ヘクタール
住宅ローンは年利12%、期間最長17年。
30%頭金。
住宅価格例:床面積7.5x22m, 価格$168,800
Orkide(例のフン・セン首相娘のデベロッパー。空港付近でも大型開発をしています)
160 ヘクタール
住宅ローン金利は年12% 最長15年間。
30%頭金を2年かけて支払っていく(=毎月1.25%ずつ)
支払いは20か月払いが5%割引、30か月で4%、3年で3%割引き
3つのプロジェクトは少しテイストに違いがあるものの、どれも平米単価1000ドル前後で、ターゲットとしている顧客も似ている印象でした。
このエリアだけで数百、あるいは千戸以上の物件ができますが、販売状況を見る限り、需要はまだまだあるようです。
残念ながら外国人は土地付きの不動産は購入できないので、カンボジア人の名義を借りるか、カンボジア人が51%以上株を持った会社での購入に限られます。
プノンペンにお越しの際は中心地だけでなく、郊外にも足を運んでみてはいかがでしょうか?