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カンボジアポストがEコマースのJV設立・カンボジアの郵便事情

おはようございます!

プノンペンポスト紙から今月前半に出たものです。

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国営企業のカンボジアポストは民間企業と合弁企業を設立し、Eコマースのプラットフォームを2018年前半までに開始すると報じています。

 

新しくできる合弁企業はCambodia Post eSolutionといい、Eコマースプラットフォーム、インターネットバンキングおよび物流サービスの開発を行う予定です。決済機能も追加し、税務署といった政府機関への支払いも可能する計画をしています。

 

資本金は150万ドルのうち、カンボジアポストはその合弁企業の10%の株式を所有とのことです。中国系のZVS Investmentが50%、またローカルのPaxxa Mobile Solutionが40%所有しています。

 

カンボジアポストは昨年940万ドルの売上、また58万ドルの利益を記録しています。今年の上半期では420万ドルの売上でした。
――ここまで

 

正直これほど売り上げがあったのに驚きでした。

 

カンボジアポストはプノンペンのリバーサイド北のナイトマーケット付近に位置している郵便局です。コロニアル風の建物で、外観はきれいです。

 

著者の知る限りでは郵便物が届いたら受取人に電話があり、この郵便局まで取りに行くという流れで、少し不便なイメージがあります。(2年前に使ったのが最後なので、今は変わっているかもしれません)

 

荷物の保管料金としてお小遣い(=賄賂)を渡さないと受け取れないなんてことも・・・

 

民間企業がバイク便サービスをやっていますが、まだまだこれからといった印象で、普通の民家やアパートには郵便受けすらありません。

 

また町中にポストがないので、こちらから発送するときも出向く必要があります。

 

カンボジア発の国外郵便は届かないこともあり、著者の経験では送付後に行方不明になったハガキも・・・。

 

新しい合弁企業に期待です。

 

余談ですが、E-Solutionという社名はどこかで聞いた気がします。万が一その会社と関連性があるとしたら政府との強いコネを活用し、本事業が独占に近い形になるなんてこともあるかもしれません。

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